片山楊谷 柘榴叭々鳥図

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『因幡派とか鳥取派』

2010年に鳥取県立博物館で開催された片山楊谷展の論考において言及された言葉で、鳥取藩は多くの個性的な絵師を輩出し、全国的にも名の知れた絵師は多く、一つの派閥(ジャンル)として見劣りすることがないことからこの様な言葉が提唱された。

因幡派の代表の一人として上げられる片山楊谷。

『毛描の楊谷』とも称される通り、虎の図が印象的ではあるが、掲出のような落ち着いた作品も描く事は、どの図様にも対応できる技術を持っている裏付けである。

柘榴の実は、結合という意味を表し、叭々鳥の吉祥的な意味合いと合わせて、子孫繁栄を表す画題の一つである。

参考文献 

成澤勝嗣「因幡画壇の黄金時代と中国趣味」『因幡画壇の奇才 楊谷と元旦展』図録 鳥取県立博物館 2010年

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